May 1, 2023
ノースブルック (米国イリノイ州) 2023年5月24日 -- 安全科学における世界的リーダーであるUL Solutionsは、炭素およびスコープ3排出量に重点を置いたエンドツーエンドの企業向けサステナビリティ・データ管理プログラムを構築するためのESG管理のポートフォリオを発表しました。
このESG管理ソリューションは、あらゆるレベルのESG報告の成熟度に応じて信頼できるアドバイザリーサービス、ソフトウェア、検証サービスで構成されています。 このポートフォリオにより、サステナビリティおよびESGの専門家はプログラムを促進し、変化し続ける環境で規制や自主報告の要件に対処することができます。
ポートフォリオは5つのユースケースに対応しています。
- 準備 – ESGプログラムを確立し、最適化します。
- 測定 – ESGパフォーマンスを測定するための強固なシステムを導入します。
- 管理 – ESGの重要業績指標(KPI)と目標の継続的な改善を促進します。
- 報告 – ESGの情報開示および報告を効率化し、強化します。
- 保証 – ESGの主要なKPIに対し独立した立場から検証を行います。
UL Solutionsのエグゼクティブ・バイスプレジデント、兼、ソフトウェアおよびアドバイザリーグループのプレジデントであるJohn Genovesiは次のように述べています。「UL SolutionsはESG管理ポートフォリオを通じて、企業がESGデータ管理と報告を改善するための幅広いリソース、特定分野の専門知識、ツールを提供します。お客様と連携し、抱えていらっしゃる課題に耳を傾けることで、当社の充実したESG分野の専門性を組み合わせ、総合的なソリューションを提供します」。
ESGアドバイザリーサービスに加え、UL Solutionsは、強力な計算エンジンとグローバルな排出係数データベースを内蔵したESGソフトウェアも提供しています。 20年以上の実績があるUL360ソフトウェアには、データ転送と収集を効率化するためのESG情報開示、スコープ3、イニシアチブ、プロパティなどの専用モジュールがあることが特徴です。
UL360ソフトウェアはデータ管理を効率化するために設計されており、高度なデータ品質水準に適合していることがGreenhouse Gas (GHG) Management Instituteによって検証されています。 スコープ3のデータ収集および報告機能としてカーボン管理ソフトウェアソリューションを提供しており、これは確かなシステム性能を持ち、アドバイザリー担当の支援の下、カーボンデータ検証に対する情報提供も行っています。
UL Solutionsは、Verdantix Green Quadrant: Enterprise Carbon Management Software 2022でリーダーとして評価され、Gartner 2022 Chief Financial Officer (CFO) Market Guide for Financial ESG Disclosure Reporting Softwareで取り上げられました。
ESG報告ソフトウェアを補完するため、UL Solutionsは先日、ESGアドバイザリーおよび保証サービスを拡大することを発表しました。 ESGイニシアチブの初期準備から環境データとコンテンツの検証の一連のプロセスにおいてUL Solutionsは拡大したサービスにより、ESG管理と報告の取り組み全体を通じて企業を支援します。
UL SolutionsのESG管理ポートフォリオの詳細についてご覧ください。
▽UL Solutionsについて
安全科学における世界的リーダーとして、UL Solutionsは、100カ国以上のお客様に向けて、安全性、セキュリティ、サステナビリティに関する課題を機会に変える支援を提供します。UL Solutionsは、試験、検査、認証サービスや、関連するソフトウェア製品およびアドバイザリーサービスを提供し、お客様の製品イノベーションやビジネスの成長をサポートします。UL認証マークは、お客様の製品の信頼性の証として認知されており、安全性に関する我々のミッションを推進するという揺るぎないコミットメントを反映しています。お客様のイノベーション、新製品およびサービスのリリース、グローバル市場への展開や複雑なサプライチェーンへの対応を支援することで、将来に向けてサステナブル、かつ、責任ある方法で成長を実現するためのサポートを提供します。我々の科学的知見をお役立てください。
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